旬感ブログ

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小さな恋のうた

タイトル通り、沖縄出身のバンドMONGOL800(以下、モンパチ)の同名楽曲をモチーフとした映画。モンパチど真ん中世代、満足どころか、エモさ大爆発‼

 

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こんな時期なので、お家映画です。

正直、映画館の大音量で見たい映画だったし、漏れなく美しい俳優陣のお顔アップは是非、大きなスクリーンで見たかった…。

でも、家だからこそ、周りを気にせずに、歌を口ずさめたので、それはそれで良かったかな。『あなたに』はもはや、合唱曲です‼

 

『あなたに』を聞くと、中学の文化祭準備中、教室でずーっと流れていたことを、思い出す。

中学の文化祭でなにをやったかなんてほとんど覚えてないのに、教室で、この曲が収録されていたアルバム『MESSAGE』が延々流れていたことだけははっきりと覚えている。

 

眠れない夜 夢で逢えたら考えすぎて 眠れない夜

夢で逢えたら どこへ行こうか?

あなたがいれば どこでもいいよ

 

「この歌詞が最高!!」って、仲の良い先輩が言っていたな~とか。

 

『DON’T WORRY BE HAPPY』、『あなたに』、『小さな恋の歌』の3曲は、私*1にとって、その頃の情景のなんだな~

好きとか嫌いとかではなくて、もう当時の景色の一つ。

そんな曲がモチーフとなれば、そりゃエモくもなるか。

 

劇場公開時に気になっていたんだけど、見る機会がなくて…そんな時、youtubeでこれ見て、めでたくお家映画決定‼

 

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映画の内容も、上質な青春映画に、リアル?な沖縄の描写が、良いアクセントになっていて。

米軍基地に住んでいる人も、外出規制とかあるんだ‼とか、恥ずかしながら、初めて知りました。

キヨサク 「こういう映画だろうな」とイメージを持って観ると、ものの20分ぐらいで「あれ、想像してたストーリー全部出てきちゃった!」ってびっくりするかも。「このあとどうするの?」って(笑)。いい裏切られ方だと思いましたよ。いわゆる“バンド映画”してますけど、メンバー同士のいざこざみたいな“あるある”より、実際はもっと違う問題のほうが大きい。バンドが主軸にありながら、全体を通してさまざまな視点で切り取られた「沖縄」が描かれています。キャストやスタッフ陣が真摯に沖縄に向き合う姿勢とその熱量を感じました。

「小さな恋のうた」キヨサク(MONGOL800)×平田研也(脚本)×山城竹識(企画プロデューサー)インタビュー (2/2) - 映画ナタリー 特集・インタビュー

 

主役の佐野勇斗君の歌声と演奏が、高校生バンド感があって、いいな~って思ったし、何より、出演者皆さんの演技がもれなくとっても良かった‼

そうそう、時々はっとするようなセリフがあったりして、そんな所も、この映画良作じゃない!?ポイント。

 

ちょっとネタバレだけど、最後に『あなたに』歌って、エンドロールで、本家MONGOL800『小さな恋のうた』流れて…いやもう感無量でした。

爽やかな気分になれて、青春映画としてもおすすめだし、人の目を気にせず、口ずさめるという意味では、お家映画にもぴったり(笑)

この動画の森永悠希君の、ドラマ―から見た景色の話が好き。バンドっていいな。青春っていいな。

 

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*1:多分、同世代の人の大多数にとって