旬感ブログ

好きなこと&旬な気持ちをメモ代わりに

ミュージカル「マリー・アントワネット」 2021年2月13日 13時開演

沁みた、沁みた、とにかく沁みた……。

1幕のきらびやかな世界に心躍り、後半になるにつれて大きくなる革命の足音、どんどん灰色になる世界、そのコントラストが美しくて切なくて。美しさ、煌びやかさ、ダンス、歌、演技、本当にミュージカルは総合芸術だな~その全てに圧倒されました‼後半はどんどん辛くなって苦しくなるんだけど、それが本当にいい。明るいミュージカルも好きだけど、グランドミュージカルは悲劇が似合う。名作だな~。そして、色あせないどころか、今の話でしょ⁉みたいなことが多数。観劇後は、ぐるぐるいろんなことを考えてしまった。遠藤周作の原作も読んでみよう^^

 

とにかく花總まりさんのマリーアントワネットが見たくて、取ったチケット。

最近はこの日を楽しみに生きていたけど、本当に生きてて良かった。久しぶりに家族でお出かけして、皆で「良かったね~」って言って……幸せ。なんかこうして感想を書いているだけでうるうるしちゃう。なんなら観劇していた時よりも今の方が、幸せ噛み締めているかも(笑)

 

この日はイープラスの貸し切り公演だったので、公演後に花總まりさん&ソニンさんの挨拶が^^二人の言葉を要約すると、こんなご時世に劇場に足を運んでくれる人がいることに感謝、そして、この作品を、作品の持つメッセージを届ける、その一心で日々演じているとのこと。最後にソニンちゃんが「早く劇場に来ることが後ろめたいと感じない日常が戻るといい」と言っていて、涙出た。こんな時代になって、舞台というものの1回性がより身に沁みるようになったけど、それは観客側の私たちだけでなく、役者さんも同じなのかもしれないな〜。とにかく、お二人の舞台に向き合う真摯な気持ちがひしひしと伝わってきたし、きっとこの二人の言葉はカンパニー全体の言葉だと思う。

 

記録を兼ねてブログを書いてみたんだけど、なんだか圧倒されすぎて全然言語化できない💦ま、そんな日もあるよね(笑)

 

 

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