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リヴァプール、最後の恋

アネット・ベニング演じるグロリア・グレアムの劇中での一番最初のセリフを聞いた瞬間、それはもう、女としての敗北感がすごかった…。いや、ちょっとこの声と話し方は反則。この声で好きにならない男いるの⁉っていうね。


冷静に考えると親子ほど年の離れた二人の恋。グロリア・グレアムがどれだけ美しくとも、さすがに、これは…って思ってたけれども、もう、あの第一声を聞いた瞬間に、あーこれは、恋愛成立しますわ…ってなった(笑)とにかく、声が可憐でセクシー。

 


「リヴァプール、最後の恋」予告編


いや~ほんとうに、すごいな~。もはや年齢を凌駕する恋したくなる声。

 

この映画、とにかく主役の二人の演技が良いのだ。
往年のハリウッド女優になりきったアネット・ベニングはもちろん、相手役のジェイミー・ベルがまた良い‼
なんというか、物語にリアリティーを持たせる演技で、ちゃんと対等に恋愛していることが伝わってきた。
リトルダンサーを彷彿させるジェイミー・ベルの軽やかな感じもちょっと垣間見れたりして、リトルダンサー大好き人間には、ビリー大きくなったねとちょっと感慨深くなってみたり。

 

主役の二人もいいし、基本的に悪い人出てこないし、映像も音楽も好みだったのですが、私はこの年の差の恋にどうも共感することがでなかったみたい…。ちょっと感情移入は難しかったかな。
アネット・ベニングの演技は本当に素晴らしくて、実話であることを超えて、こりゃ恋するねってなるのだから、完全に私の心の問題。なぜだか一歩、いや二歩くらい引いてしまう自分がいた。
そこが気にならなければ、もっとずっと物語の世界に浸れたと思うので、ちょっぴり残念…。
こればっかりは仕方ないかな。

 

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白とピンクのボーダー…キュートすぎ‼

鑑賞後、とりあえずアネット・ベニングの話し方をぶつぶつ真似してたのはここだけの話。色気のある女になりたい。
日本語ではもう無理そうだから、英語を話す時だけは、色気のある話し方とかできないものか…。って間違いなく、声だけの問題じゃない(笑)