ベイダー卿の通勤
太陽の光を浴びると、まるで自分も植物になって、
光合成ができるような気がする。それほど、さわやかな朝がある。
しかし、どんなに気持ちの良い朝だとしても、満員電車に揺られているうちに、
たちまち光合成は停止し、枯れ果ててしまうのだ。
枯れ果てるだけのこともあるが、なんだか無性にイライラすることもある。
なんて優しくない世界なのだろうか、満員電車というものは。
外の空気は、こんなにも爽やかなのに…
そんな時、私は暗黒面にストンと落ちる。
「あ゛ーーーもうアナキン*1になって、ここにいる人全部フォースの力で吹き飛ばしテェェェ‼」
脳内イメージ動画
Darth Vader's rage | Star Wars: Rogue One [Ending scene]
このシーンのダースベーダーはとにかく強くて、めちゃくちゃかっこいいのだ‼
しかも、このダースベーダーは、まだ暗黒面に落ちた直後ということもあり、
あの、逞しいアナキンの匂いがぷんぷんする…。好き。
もし自分がフォースの使い手だったら、相当なクズだったろうと思う。
通勤中にイライラしたら、フォースで周囲の人間をぶっ飛ばし、
気にくわない上司の首をフォースで絞めて気絶させるだろう。
そう考えると、フォースの使い手は押し並べては立派だなと思う。
「もーいいや、フォース使って解決しちゃえ」って思う場面はたくさんあるのに、彼らはそうそう使わない。
もし、フォースのような力を持っていたら、どんな人生だったのだろうか。真剣に考えてみる。
使いたい場面はたくさんあるものの、意外と使う機会ないかも…(如何せん、ビビりなものでね)
でも、自分の力は試してみたいから、自分の部屋の中でめっちゃフォース使って、もの浮かせたり、掃除に活用してみたり(笑)
そのうちもっと力を試してみたくて、お隣さん家のテレビのチャンネル変えたり、イタズラとかしそう…
そうしているうちに、もっともっと試したいってなるなこりゃ。
なんとなく、私には到底扱うことのできない代物であることが、わかってきた←当たり前
春めいた陽気に心躍る今日この頃。10連休明けの初日は、まさにダークサイドに転落しそうな満員電車であった。
*1:アナキンが好きすぎて、ダースベイターになっても、アナキンって呼んでしまう…