グリーンブック
アカデミー賞にノミネートされただけあって、近所の映画館が珍しく満員だった。
見やすくて、音楽も良くて、好みの映画でした。
映画を映画館で見ることの意義はひとそれぞれだと思う。
迫力のある映像、音、はたまた、映画館というなんとも不思議な空間を他人と共有する楽しみ…
私の場合は、日常に近い場所にあって、ほんの少し日常を離れた時間を過ごせることが映画館の楽しみである。
堅苦しくなく、笑えて、程よく社会的、そして映画らしいスケールと音楽。
私が映画館で楽しみたいと思う映画の要素が満載であった。
だからか、エンドロールが終わった後真っ先に思ったことは、「あー映画館で見て正解」という丁度良い満足感。私が映画に求めているものってこれだな~という感じ。
考察するために映画を観る訳でも、自分自身を見つめなおすために映画を観る訳でもないのだ。
ただ、映画という娯楽を楽しみたいから行くのであって、それでよい。私の中での贅沢な時間。
そんな時間をもたらしてくれる素敵な映画でした。
すごくあっさり書いているけど、観ていない人は是非見て!と強くおすすめできる映画ですよ^^