家(うち)へ帰ろう
最後の最後、泣いたな~
良い映画でした。
主人公のモテ爺(とにかく劇中モテるので、ここでは“モテ爺”と命名)とは、性別も、年齢も、国籍も、これまで経験してきたことも(なんならモテるところも)、私とは全く違うので、なかなか共感できないものなのだが、モテ爺の最後の旅を、ほどよく淡々とそれでいて飽きさせないように見せることで、いつの間にか、一緒に旅をしてきたような気持ちになっていた。
でも、そのことに気づくのは、本当に最後の最後。
予想のできる結末なのに、その描写が最高過ぎて、自分の想像以上に涙が溢れてしまった。
しつこいようだが、とにかくラストシーン。俳優さんの演技力なのか、シーンの構成の力なのか…
恐らくどちらもだけども、すごかったな~。こういった美しいシーンを観られるのが、映画の魅力だよねと、しみじみ。
あと、ラストシーンで盛り上げてそのままエンドロールっていう流れも最高だった‼エンドロール中は、涙を乾かしつつ、映画の余韻だけに浸れました。