旬感ブログ

好きなこと&旬な気持ちをメモ代わりに

ブラック・クランズマン

意外と上映している映画館が少なくて、やーーーっと観ることができました。
とにかく、映画館で観れてよかった‼(一安心)

小気味よいテンポの映画で、程よいドキドキ感、腹を立てたり、
突っ込んでみたりと楽しく一気に観れます。
最後の最後にちょっとした仕掛け?のようなものがあるのですが、
一気に現実に戻されるというか、それこそ変な汗がぞわーっと。
なんか「アメリカって広いんだな」って。いろんなことが現在進行形で起きているんだなって。

 

明確に人種差別がテーマの映画ではあるのだけれど、
結局、「自分はどの集団に属すのか」ということが突きつけられる映画であった。
それは、生まれながらに変えられないものであったり、後天的に、自ら選んだ結果からくるものであったり…。
ま、前者の場合が圧倒的に多いのだけれども…。
でも、どんな集団であれ、集団に属するってことは、そこで気の合う仲間を得たり、
自分の居場所ができるってことだと思う。それは、とても幸せなこと。
その居場所を守るために、“その集団の大義”に共感しているのか、
“その集団の大義”に共感しているからそこ、そこに属しているのかって、
個人単位で考えると、すごく曖昧。なのに、集団っていう塊で見た瞬間に、
そうではなくなってしまうっていうことは、心に留めておきたいな~。

 

映画の中で、黒人側のリーダーが、(仕事が差別されていることがおかしいという意味で)白人と黒人には能力の差があるわけではない‼
って言っていて、当然そうでしょうと思うのだけれども、
黒人だけが集まるバーで、音楽かけて踊っているシーンを見た時、
あーこのリズム感って言うのは、生まれながらに持っているものが圧倒的に違うなって、演歌の国の私は、それは強烈に感じました。こうやって仲間内で、同じリズムに乗れたら、最高に気持ちいいだろうなって。

 

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