マッドマックス 怒りのデス・ロード@爆音映画祭
先日、職場の同僚だった方と食事をした際、映画の話になり、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」また観たいね~なんて話していたところ、ふと、目に入ったマッドマックス 怒りのデス・ロード上映中の文字。
上映館を確認すると新宿ピカデリーじゃないですか‼という訳で、初めての爆音映画祭に参加してみました。
映画の内容は、皆さんご存知の通りという感じですが、簡単にまとめると、怒りと共に、オアシス(緑の地)を求め必死に逃げるが、そこに「緑の地」がないことがわかると、再び元居た場所に引き返す、超アクション映画です。(内容はないようで、意外とある映画です)
初めての爆音映画祭はなかなか面白くて、再上映となると基本的にその映画のファンで会場が埋まるですね‼もう会場の熱量がすごいっ‼
上映後なんて、拍手が起きたりしちゃって、ふえぇぇぇぇってなりました。*1
上映後びっくりしたのは、拍手だけじゃないです。
エンドロールの終わりと共に始まる各々の熱い感想合戦(笑)
「やー全てのシーンが名シーン」という名言が耳に飛び込んできたり。
「このアクションシーンはほぼCGなしのスタントなんだよ」「やばっ皆死ぬじゃん(笑)」というカップルの会話。
「ニュークスの成長がやばい」とか、「今回は、〇〇(子産み女の誰か)の心の変化に気づけた」とかとか……。
私自身、この映画に対して、好き/嫌いとか、特別な思い入れはなかったのですが、*2上映後すぐに観客が熱い感想を語りだす映画なんてそうそうないので、こりゃ名作だわって思いました。
これほどたくさんの人達の口が一気に動き出すのは、その映画が観ている人に何等かの影響を与えたということだし、痕跡の残し方えぐいなって。
しかも、映画の内容は、超ド・シンプルなんですよ。
行って帰ってくる物語で、セリフも超少ない。*3
むしろ、超ド・シンプルな物語だからこそ、観てる人にいろいろな感情を湧き起こすことができるのかな。そう考えると、作品の世界観やアクションも凄いけど、役者さんたちの演技もすごいよね、表情でほぼすべてが伝わってくる。
ほとんど会話のない中で、表情で彼らの心の動きが感じれるのは演技力の賜物だし、案外、人間って目線やしぐさで分かり合っている部分ってあるのかも。特に緊迫した場面における他人への「信頼」という点については、言葉以上にその人の表情や振る舞いそのものが重要なのかな。
個人的には、「何事に口に出さなきゃわからない派」だけど、実際「言葉は不要という場面も多々あるな」って思いました。
私も、こうやってブログに書けるくらい感想が湧き出てくるんだから、やはり、この映画はすごい‼
「すべてのシーンが名シーン」という言葉は、積極的に声に出していきたいなって思いました。
肝心の爆音について。決してただただ大きな音という感じはありませんでした。迫力こだわり音質って感じで臨場感が増し増しになるイメージでした。個人的には大ありでした◎音楽映画とか最高だろうなって思います^^