ダンケルクを映画館の大きなスクリーンで観たいぞ‼
ダンケルクを映画館の大きなスクリーンで観たいぞ‼正確には、池袋のグランドシネマサンシャインのIMAXレーザー / GTテクノロジーシアターで観たいぞ‼という話。
ことの発端は、7月19日に開業した池袋の映画館グランドシネマサンシャインの特別上映「グランドシネマサンシャイン前夜祭」(7月18日開催)で、ダンケルクを上映すると知ったこと。池袋を生活圏とする私は、そもそも、グランドシネマサンシャインにとてもとても期待していたこともあって、
「お、ダンケルク‼いいね‼あの、トム・ハーディーがめちゃくちゃかっこよかったやつじゃない‼せっかくだから、観たいぞ‼」
と思い、軽い気持ちで、7月16日午前0時からのインターネットチケット予約に臨みました。
これが、全然繋がらなくてね…。
結果…大撃沈…
…私が行きたいと思うくらいだもんね、やっぱり人気だったんだな。読みが甘かったわ。
その後、システムが~…とか情報を見たけど、取れた人がいる以上、私が粘れなかったということ。諦めないというダンケルク精神が足りなかったなと、反省&しょんぼりしてました。
池袋のダンケルク、あともう少しだけ粘ったら取れた可能性あったぽい?!…うーん😓前日のウィンブルドン徹夜がボディーブローのように効いて、とても起きてられなかった〜〜
— そーこ (@mkrnsouko) 2019年7月16日
いや、これはひどい…チケットが取れなかったの、前日のウィンブルドン決勝*1のせいにしているww
チケット予約当日、結局眠くなってしまい、午前2時前に寝落ちしてしまったんですね…。翌朝Twitterみると、午前2時半~3時台には、チケット予約できた、みたいな情報を見て、思わずつぶやいたんですが、これはひどすぎ‼(笑)
今にして思うと、仮にウィンブルドン決勝におけるジョコビッチ・フェデラーのあの熱い魂があれば、確実にチケット取れてたよ‼それくらい壮絶な試合だった…つまり、私には、決して諦めないというダンケルク精神も、絶対に負けない、勝つんだというウィンブルドン精神も無かった。「心技体」そのすべてが欠けていた…。だからね、チケットを取れなかったことについては、納得済なんです。
でも、人間っていうのは恐ろしいもので、一度夢見ちゃうと、えぇーーーーーやっぱり観たーーーいーー‼って駄々をこねたくなるという。
以下、成人女性がひたすら駄々をこねるだけの内容ですので、ご注意ください‼
じゃあお前は、ダンケルク公開時、一体何回映画館で観たのか?
…1回です。
今日までBlu-rayやDVDで繰り返し観ていたのか?
…いや、あまり。でも、一度は確実に観た。ジャック・ロウデンのイケた顔観たくなって…。
これまで、ダンケルク再上映をずっと待ってたのか?
…特に、っていうか再上映という発想がなかったよ。
具体的に、映画館に要望を出したり何か行動していたのか?
…当然ないですよ。はい。
こんな感じ。今にして思うと、明らかに“ダンケルク愛”が足りてない(笑)
だけど‼だけども、観たくなってしまったんだもーーーん。ということで、せめてもの慰めに、Amazon Prime Video で観たよ‼ってダンケルクNetflixで、最近まで配信されてたと思うのだけど…無くなってたよ。ふぇーん…なんかこんな小さなことでも、涙出るわ。
そんなこんな、紆余曲折を経て、「ダンケルク」観ることにしました。
世界で一番ダンケルクを観るのに向いていないスクリーンは?と聞かれたら、「私の12インチのノートPCの画面」と即答できるくらいに、しょぼい画面でね(涙)(涙)(涙)
ここからは、数年ぶりに勢いでダンケルク観た感想およびこのシーンが映画館で観たい‼の羅列です。ダンケルクを初めて観た当時は、このブログもfilmarksもやってなかったので、どんな感想だったかまったく覚えてないんです~だから、ほぼ初見の感想みたいなものだと思います。
そして、すべての感想の語尾に、
「…ので、映画館の大きなスクリーンで観たい‼(あわよくば、池袋のグランドシネマサンシャインのIMAXレーザー / GTテクノロジーシアターで)」
を追加していただければと思います(笑)しつこい。
ではでは、感想GO‼
・老いも若きも、まぁイケメン揃い‼ダンケルク、イケメンしか参加できない決まりでもあるの?
・出演者のスタイルの良さも相まって、お衣装も最高‼
・無音の緊張と、騒音の混乱
はぁ、戦争のリアル。生き残るかどうかなんて、タイミングや運次第。自分にはどうすることもできないことが、多すぎる。悲しいかな、誰を助けたとか、どれだけ活躍したかは、関係ないのだ。
・奇襲奇襲奇襲奇襲奇襲奇襲…。
だから、ドイツ軍怖いって‼‼‼どこに逃げればいいのよ‼
・英国人にとってのお紅茶とは?少なくとも、日本人にとっての日本茶以上の価値があるようだ。
紅茶の温かさが、安らぎの象徴のように感じた。紅茶の温かさを見せることで、あのびしょ濡れの状況で、ただ砂浜に佇むことが、いかに寒いか…みたいなことまで思いを馳せてしまい、ひぃってなった。
・戦争のリアルとか言いつつ、こんなに戦争をスタイリッシュに描いた映画ある!?とも思ってる。
・3人坊や(トミー、ギブソン、アレックス)が砂浜でぽつんと座っているシーン。これ、初めて観たときもすごく印象に残っていて。なんかこの3人が、まるで群れから逸れたひよこのようで、胸がぎゅっとしたんだった。よくよく考えると、ビジュアルが良すぎるし、違う意味で胸がぎゅっしたのかも知れない…。
・登場する年長者が揃いも揃って、一本筋の通った人物として描かれていて、かっこいい‼思わずついていきたいと思わせる人物像。いや、なにが言いたいかって、ボルトン海軍中佐‼かっこよすぎ‼中佐が感慨深げに海を見るから、私も一緒にぐっときたよ…。
・そしてドーソンもまた、人物描写が良い。
「私の世代が始めた戦争だ…」というセリフは、なんかこう重みがあった。そして、息子さん(ピーターの兄)も戦死しているという。皆いろんなもの抱えててるんだ。
・ドーソン親子大活躍‼息子のピーターもあの混乱の中、冷静で、とにかく仕事ができる。
・ハリー君(元One Directionのハリー・スタイルズ)ってやっぱり存在感がすごい。どこにでもいる若い兵士でありながら、その存在に、どうしても目がいってしまう。演技も自然で良かった。
・トミーが、ギブソンを庇うとこ、ぐっとくる。あの逃げ惑っていたひよこちゃんが、こんなにしっかりと主張できるなんて。
・そして、最後のチャーチルのコメントを読むときの、トミーの表情ね。決して諦めずに、イギリスへ帰ってきた本人は、「確かに諦めなかっただけど、ただ逃げ惑っただけ。そして、助かってしまった…。」みたいな。“助かってしまった”というのは語弊があるけど、あんな状況を経験したら、無事に帰ってきたとしても、喜べること、嬉しいと思えることなんて、何もないよね。ただ、やっと安心して眠れる。それだけ。なんとも言えない、複雑な表情が印象に残った。
・アレックス「ただ逃げ帰っただけだ」
・盲目の男性「それで十分だ…」
・映画館で観たときも思ったけど、この映画、英国プライドの塊だよね。英国の美しい戦闘機、英国の美しい服装、英国の美しい伝統、英国人の美しい顔、英国人の美しい精神…。“英国の形式美”みたいなものを、どえらいカメラで、こだわりの映像に収めました、みたいな。
・…あの、そろそろ空軍の話を始めて、いいですか…。
・スピットファイア、1機でも良し、2機でも良し、3機でも良し。美しい。
・前半は、登場人物のセリフが少なすぎて、無線でのファリアとコリンズが一番会話してたんじゃ!?全然いいけど、むしろ最高だった‼
・ってこの2人が‼マスクで顔のほとんどが隠れていても、「あ、これかっこいいやつだ」て、一瞬にしてわかる美しさ‼会話のやり取りにも無駄がなくて、それすら美しいと思っちゃった。
・高度を下げていくコリンズに向け、手を上げるファリアに英国紳士を感じた。
・命懸けの状況で、冷静に、自分の仕事を淡々とこなしていくの、めっちゃかっこいいよね。
・ねぇぇぇーーーーーーーー観ました!?コリンズがマスク外した瞬間‼‼‼顔が良すぎて、集中できなくなった。ちょ、待って‼一時停止一時停止一時停止‼‼‼
・脱出シーン、ずっとかっこいい☆
・からの、Afternoonってお洒落すぎない?
・かっこいいが爆発。
・Come on ファリア、Come on ファリア、Come on ファリア…。
最終的には、私も一緒に言った(笑)
・クリストファー・ノーラン監督、スピットファイア大好きでしょ‼この映画の中でも圧倒的に美しく撮られてた。こだわりぎゅうぎゅう映像。あと、トム・ハーディ―さんね。スピットファイアと同等のこだわり仕様‼最高でした。この監督の相当なこだわりに対して、演技と存在感で応える男、トム・ハーディー‼
・そんなトム・ハーディー演じるファリア超強い‼超仕事できる。そして静かに決意する…。この映画、自分じゃどうにもならないことだらけで、皆が皆、されるがままの状況の中、明らかに意思を持って決意したのほんとに別格だったし、後から胸に響く…。そして、その全てを目線だけで演じるトム・ハーディーさん。そりゃ、別格扱いよ。参った。
・ファリアの最後の後ろ姿、後光が差してた…。
・このあたり、ファリアの気持ちを乗せたかのような、それはそれは美しい映像。*2
・空の1時間については、それは、もう、どうしても‼どうしても‼やっぱり映画館でみたいよ‼って気持ちが爆発する仕様だった。てか、爆発したからこんなの書いてる(笑)
・観客は圧倒的な映像を観て、体験して、そして、最後には英国の精神みたいなものが残るすごくいい映画でした。
はーーーーーーーっ一気に書いた。すっきり、すっきり‼
私の超ぐちゃぐちゃな感想のお口直しに、こちらの映像を。ひよこちゃん達の座談会。確かにダンケルクという作品は、映画館で1度しか観ていない。だけど、この映像だけならリアルに100回は観たと思う。それくらい大好きな動画。見すぎて、字幕なしでも全然いける。
映画『ダンケルク』座談会インタビュー【HD】2017年9月9日(土)公開
最後にもう一押し、グランドシネマサンシャインさん、今後ご贔屓にする気満々なので、再上映、是非是非よろしくお願いします‼