サニー 永遠の仲間たち
ちょっと時間が経ってしまったのですが、シム・ウンギョンさん、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、おめでとうございます!
という訳で、シム・ウンギョンさんが最高にキュートな出演作「サニー 永遠の仲間たち」について。なんかふと見たくなってしまって…。また観た^^
新聞記者の話じゃなくてすみませーん。
夫や娘にも恵まれ、何不自由ない生活を送っていた42歳のナミは、ある日、母の入院先で高校時代の友人チュナと再会する。25年前の高校生時代、ナミやチュナら7人の仲良しグループはずっと一緒にいると約束しあったが、ある事件がきっかけで離れ離れになってしまっていた。病気に苦しみ、最後にみんなに会いたいというチュナのため、ナミは当時の仲間を集めようと決意。各地に散った仲間を訪ねる旅の過程で、再び人生に輝きを取り戻していく。
誰に共感したとかじゃないのですが、めちゃくちゃ泣ける。
なんなら、学生時代の友達のことを考えながら、エンドロール中泣いてた(笑)
もはや、映画そのものを飛び越えて、自分の青春時代*1が懐かしくて泣くみたいな(笑)
うまく言えないけど、この映画を見ていると、あー女に生まれて良かったな~と思える瞬間が何度もあって。
なんだろうな…、あーやって同性同士でふざけて、きゃっきゃするのって最高だったな~って。
これは私の場合ですが、社会に出た瞬間、同世代同性の知り合いって点在する感じになってしまって、そもそもそこまで仲良い人もいないし(苦笑)
こうやって笑える人たちと毎日顔を合わせる機会なんて皆無になってしまった。だから、たまに集まって女子会と称したりするんだと思う。
ま、これは、男女関係ないか。学生時代のあのテンションに戻ることってもう、ないんだろな~。
たまに当時の仲間と会っても、当時とは置かれている立場が違ったりして…。
学生時代って、この関係がずっと続くと思ってたし、大人になってもそこそこ会うんだろうなって思ってた。
だけど、ゼロではないにしろ、これがもうびっくりするくらい会わなくなる…。
社会人になったばかりの頃は、そのことが、なんだか残念だったり、当時ほど会うのが楽しいと思えなくなった自分に謎の罪悪感を感じたり、寂しく感じることもあった。
だけど、最近になって思うのは、別にそれは悪いことじゃないんだなって。
会わなくなったことは、イコール嫌いになったとかではなくて、互いに居場所が変わっただけなんだと思う。
だから、離れていても、もう会う事がなくても、何をしてあげるということはなくても、(言い方悪いけど)完全にヒトゴトになったとしても…それでも、同じ時間を過ごした友人には、どこかで幸せであってほしいって思う。
何もできなくても、ふと思い出した時に、心の片隅でそう思えれば十分なのかもしれないな。
そう思えるようになった今、この映画を見ると、なんかな~、友達っていいよね~ってしみじみしちゃう。
そこまでわかってるのに、やっぱりどこかがぎゅってなって、結果泣く、泣いちゃうぅぅぅ(笑)
多分この映画、10代の時見るのと、今(30代)で見るのと、もっと大人になってから見るのでは少しだけ感じ方が違いそう。
あーーーーー、なんか、1日だけ高校時代に戻りたいなーーーーーー。
嫌なことも、恥ずかしいこともいーーーーーっぱいあったはずなのに、それでも、この映画を見ると、戻りたいって思ってしまう。
と、心の声が発作を…(笑)
話は変わって、この作品のカン・ヒョンチョル監督が撮った、最新作「スウィング・キッズ」も実は観ました‼こちらはこちらで、とてもおすすめですので、是非‼←急な宣伝^^
#スウィング・キッズ
— そーこ (@mkrnsouko) 2020年3月6日
ダンスが良い!!
音楽が良い!!
スウィング・キッズの5人が良い!!
そして、ドギョンスが良い!!ドギョンスが良い!!ドギョンスが良い!!
最高か!! pic.twitter.com/QozddeVsUg
*1:サニーみたいな煌めた青春時代ではなかったと断言できるはずなのに、煌めいていたと感じるほどには、楽しかったんだと今になって思う(笑)幸せなことですね~