ファイティング・ファミリー
ベタ過ぎて嘘みたいな、だけど本当のサクセスストーリー‼
私、所謂ベタな展開と言われる物語が、大好きなんです。
こうなってくれるよね?よね?よ、ね‼きたーーーーみたいな爽快感がたまらない。
多分、昔から所謂ベタな話が愛されてきたからこそ、何度も同じような物語が作られて、ベタな展開とか言われるようになったんだと思う。
つまり、皆さんベタなの好きでしょってことです(笑)
そんな訳で、とっても愉快で素敵な実話。映画「ファイティング・ファミリー」を観てきました‼
イギリス北部でレスリングジムを営むナイト一家。中学1年生の時からリングに立っている18歳のサラヤは、いつかWWEの試合に出て一家を盛り上げたいと願っていた。兄ザックもプロレス命だが、その一方で愛する彼女と結婚して普通の家庭を持ちたいとも考えている。そんなある日、WWEのトライアウトに参加した2人は、尊敬するスーパースター、ドウェイン・ジョンソンと対面を果たす。兄妹は大喜びでトレーニングに励むが、サラヤだけが次のステージに進み、フロリダへ行くことが決定し……。
ちょっと探してみたら、ペイジ本人のインタビュー日本語版がありました‼
いや~ね、一応、実話がもとになっているんですが、お金はないけど、家族愛&プロレス愛だけはどこにも負けないぞ‼みたいな家族。もう設定がすでにベタで、愛おしい。
家族でプロレス団体を経営って、日本だったら、どんな感じなんだろうな。
柔道道場経営って感じ?この家族も、近所の子供たちにプロレスを教えたりしているものの、映画で見る限り、ほぼボランティアのようにしか見えなかったし、ちょっと違いそう。
それにしても、家族のプロレスショーってのが、かなり斬新でして。パパ&ママでタッグ組んで、息子&娘と戦うんですけど…、いや、仲良しっすね~みたいな。思わず頬が緩んだ^^
内容はあらすじの通りなんですが、なにが凄いって、元WWEのスーパースターザ・ロック、ロック様こと、というか、あのワイルド・スピードシリーズのドウェイン・ジョンソンが彼女の半生を追ったドキュメンタリー番組「The Wrestlers: Fighting with My Family」を観て、映画化を決意しちゃったという経緯。
なので、映画本編にも、ロック様がちょいちょい出演しています。
WWEとか全―――く知らなくて、たまに深夜に放送しているやつ?くらいの認識でも、ロック様が登場するともれなくテンション上がった。
スーパースターってすごい☆★☆
そのあたりは、多分、てか、絶対に、プロレスに詳しい人が観た方が楽しめると思います。
とは言え、何度も言いますが、ストーリー自体は、あの皆さん大好きな、ベタなサクセスストーリーなので、本当に安心して楽しめるし、何より兄妹愛がいい。お兄ちゃんの妹を見つめる視線ね!!ちょっと胸が苦しくなってしまいました。
主人公のお兄ちゃんはスキルはあるけど、華がない…。
どうやっても引き立て役になってしまうタイプで、スターにはなれないんですね…。そんな彼の葛藤もフォーカスされていて(涙)
そして、その兄を演じるのが、あの、ダンケルクのイケメン過ぎる空軍パイロットとして有名なジャック・ロウデンさんなんですよ~^^^^^^
なんか、めちゃくちゃ顔がいいだけではスターにはなれないんだなって、この映画を観ると思います。それくらい今回のジャック・ロウデンさん、売れなさそうだった(笑)
パパ役もサイモン・ペッグとよく一緒に出てるあのお方(ニック・フロスト)で。なんだかぴったりハマリ役でした‼
個人的に、この映画の面白さってサクセスストーリーの気持ち良さだけではなくて、ちょっと(てか結構)お下品だけど、とっても明るい家族間のやり取りだと思っていて◎いちいち楽しくて、ほっこりしました‼パパとママの馴れ初めとか、突っ込みどころ満載すぎたし、常にナチュラルに、お下品(笑)
そして、エンドロールには、今やお決まりのご本人登場なのですが、実際の家族めっちゃ似てるーーーーw
ほ、本物志向‼ってなりました(笑)
諸々、演出じゃなかったんすねwってな感じで、最後の最後まで楽しむことができました‼
Filmarksにも感想を書いたのでご興味あれば➡*1
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ご本人&ご家族&俳優陣‼