SF映画「インターステラー」で学ぶ相対性理論超入門(0)~講座受講の前に~
かなり時間が経ってしまいましたが、SF映画「インターステラー」で学ぶ相対性理論超入門という講座に参加しました‼
せっかくなので自分用のメモ&感想を書いてみたいと思います。って書いていたら、とんでもない長さになったので、記事をいくつかに分けます。
今回は、「なぜSF映画「インターステラー」で学ぶ相対性理論超入門を受講しようと思ったか」について、ひたすら語るだけなので、講座の内容とは関係ないです(笑)つまり、読まなくて大丈夫なやつです^^
1.SF映画「インターステラ―」の感想
インターステラーを映画館で初めて観た当時の感想は…
(ちゃんと覚えていないけれど)映像がとにかくすごかった‼*1っていう興奮の一方、内容については、親子のいい話なんだけど、愛の伝え方が高次元すぎて、正直、頭の中???だらけみたいな…。
頭の良い人同士の愛の伝え方はなんとも難しいな…というのは「ある天文学者の恋文」を観た時も思いました。
今回、講座を申し込んだ後、予習を兼ねて改めてインターステラーを観たのですが、やっぱり、なんでこうなったのか?という?が頭の中にあまりにも多くて、相変わらず、消化不良感が否めなかったです。わかっているつもりになって観ていても、肝心なところで???と足止めを食らってしまうような感覚。
さらに、今観ると、息子役が今をときめくティモシー・シャラメじゃない‼とか、娘役は、くるみ割り人形の、マッケンジー・フォイじゃない‼とか、すごい気になってしまうし。ほんと宇宙クラスの美形兄妹だな。もちろん、演技も良かったです‼
あと、個人的には、クーパー一家の暮らす町のとうもろこし畑も印象に残りました。*2
2.私自身の物理学の知識について
超超超超超~文系人間です。なので、物理の知識は、義務教育の理科までだし、それも、約15年前となると…あとは察してという感じですが。
物理と言われると、慣性の法則‼と得意げに発言するタイプの人間です‼(笑)
ただ、SF映画は大好きなので、
・宇宙空間のワープとか、転送(スタトレ)は、科学的に説明がつく?こと
・時間が遅くなることは、(あれは夢だったけど)インセプション等、いくつかの映画で観たこともあって、それも、どうやら、理論的に説明がつくらしい?
程度の認識はありました。
3.講座申し込みのきっかけ…
一番のきっかけは、あの大ヒット作「アベンジャーズ/エンドゲーム」だと思います。
ぶっちゃけ、再集結の肝は、量子世界とタイムトラベルだったじゃないですか(笑)
全体から見れば、しれっと奥義を使ったっていう程度でしたが。
あれを見て、あれ?私の慣れ親しんだタイムトラベルとはなにか違うぞ?量子学??
だけど、「時間が遅くなる」とかよく聞いたフレーズ…みたいな状態になり、アントマンを見直す程度には、混乱していました。←アントマン見直しても何も変わらなかったけど(笑)
このツイートに激しく同意‼
私もスコットラングと同じで
— DIZ ディズ (@diz2049) August 4, 2019
過去を変えたら未来も変わると思ってたのでエンドゲームでは衝撃を受けた。
今まで観てきたタイムトラベル映画はなんだったんだ………って pic.twitter.com/N5Lhqa0BvF
こうなってくると、いよいよ自分が根本的にタイムトラベルとか、“時間”の捉え方?概念みたいなものが、全く理解できていないということを、どどどんと突きつけられ、知りたい‼勉強したい‼という欲求が増したところに、本講座の開催を知り、迷わず、申し込みました‼
あと、漠然と感じているだけなのですが、観るにあたって、理系の知識を当然のように必要とする映画、ここ数年、増えている気がしませんか???…という訳で知ってて損はなさそうというのも理由の一つ。
更に蛇足。「インタステラ―」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」ってどちらも、熱狂的なファンの多い作品だと思うのですが、私個人としては、どちらの作品に対しても、割とあっさりとした感想を持っていて。そんな私が、この2作品をきっかけに勉強したいと思うのって、なんだか面白いな、なんて。でも、意外と好きすぎると気に留めないこともあるし、そんなものなのかも。この2作品が私の知的好奇心を刺激する良い距離感だったということなのでしょう‼
4.講座を受講するにあたり予習したこと
この講座を聞くにあたって、できれば鑑賞した方が良いものとして、以下の映画が挙げられてました。
講座★数は、講師の山崎先生のおすすめ度合
・2001年宇宙の旅*3★★★★
・コンタクト*6★★★
2001年宇宙の旅、コンタクト、地球が静止する日は観たことがなくて、これは予習しないと、と思っていたのですが…
ごめんなさいm(__)m既に鑑賞済&内容も覚えているインセプションしか予習できなかった…。メメントは大昔に観たけど、残念ながら、内容はもう覚えてなかった。
インセプションについては、もういろいろと思うこと*8はあるのだけど、あの独特の“折りたたまれる街”について、この講座を受講するまでは、夢の世界をこう表現したのねっ面白いな、なんて思っていたけど、この講義を受講した今にして思うと‼
違うの、「空間を畳む」とか完全に4次元立方体の発想なの‼
だからこそ、設計士(エレン・ペイジ)がいるんだ‼
みたいな興奮がありますね‼はい、皆さんも是非講座行ってみてください。
5.当日、確認したいポイント
私的にここが理解できたらいいなというポイントです。
・時間が遅くなる…とは
・本棚のシーン(最初も最後)も全体的に謎……ほぼこれが全てと言ってもよいかも。
5次元空間だと時間も行き来できるため、過去の?自分自身を確認できる??
この記事私の疑問に多いに答えてくれそう‼連載が続くといいな。
…ここまで読んで下さった方、ありがとうございますm(__)m
*1:漆黒の黒い画面で興奮することってそうそうないのに、恐ろしいほどに美しい黒だなって思ったことはよく覚えてます。あとは宇宙空間における“無音”の演出(演出っていうか、実際の宇宙は無音)は大正義◎
*2:映画「ファーストマン」のインタビュー記事をENGLISH JOURNALで読んだ際、ライアン・ゴズリング&デイミアン・チャゼル監督が、実際に、アームストロング船長の出身地であるオハイオ州にいき、どこまでも広がる一面のとうもろこし畑と広大な空を見上げると、この地からたくさんの宇宙飛行士が排出されていることが感覚的にわかった…みたいなコメントがあったんです。あぁこういう風景のことか‼‼みたいな謎な感動。
*8:レオ様(レオナルド・ディカプリオ)、トム様(トム・ハーディー)、ジョセフ様(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)種類の違うかっこよさに眩暈がして、予習どころではなかったし、キリアン・マーフィーまでいるし…。そして、実は、「インターステラー」より映画としては好きだったりするのです。あとコマめちゃくちゃ気になる…よね。