淪落の人
2月1日(土)のこと、休日が1日だと、ファーストデイなので、映画を観たくなる…。
かといって、1日中映画に費やしたいという気持ちはなくて、普段は絶対にできない朝映画(午前中の回を観ること)をするのが好きなのです^^
自宅から、そう遠くない映画館で、9時半~10時くらいに上映開始の映画を適当にピックアップして観る…。映画の前には、ちょっと贅沢な*1モーニングしたりして^^
朝だからか、なんとなく超大作とかではなく、穏やかな映画を選びがち。だって、一日のんびり過ごしたいから!!
って前振りが異常に長くなってしまいましたが、そんな経緯でたまたま鑑賞した映画『淪落の人』
泣けることが正義だなんて、決して思っていないけれども、後半泣きすぎて、付けてたマスクで涙を受け止めたくらい←ちゃんとハンカチで拭いてくださいめちゃくちゃ泣いた。
とってもとっても優しくて、勇気付けられて、書き留めておきたいようなセリフも多くて…。*2
観て良かったなを超えて、出会えてよかったな…って感じ。
タイトル文字が『淪落人 Still Human』と現れた時、あ、この映画は正解だったなと瞬間的に思ったの、直観力の乏しい私にしては上出来◎そして、あー漢字圏で良かったと心から思った。漢字3文字でニュアンスを共有できる喜び。
ストーリーはシンプルなので、覚えているのですが、めっちゃ泣いたからか、もはや何がなんだか(笑)←落ち着いて
書き留めたいとか言いつつ、唯一覚えているセリフは、
「世の中は説明がつかないことばかり」
「あなたはとても運が悪かった。だけど、あなた自身は何も悪くない。」
「自分の気持ちだけは自分で選べる」
くらい…。
「あなたはとても運が悪かった。だけど、あなた自身は何も悪くない。」
人によっては納得いかない言葉かもしれないけど、私はすごくいいなと思った。
どうしようもない出来事に、何でもかんでもその理由を見つけるのはとても苦しいと思うので。
心から相手のことを思っての発言であることが伝わったせいか、こうやって励ましてもらえたら嬉しいだろうなって、腑に落ちた。
もう一つ、はっきりと覚えているのは、主人公の息子役の俳優さんがジョン・チョーにそっくりだったこと*3。
あとはもう、登場人物が優しさを見せる度、誰かを大切に思う度、(完全に涙腺スイッチがONになってしまった状態の)私が泣いていた(笑)
多分、登場人物たちは、そこまで泣いたりしていない。確実に、スクリーンの中の人の倍は泣いていたな恥ずかし…
今となっては、ただただ優しい涙に溢れて、心地よい疲れがあったこと、その心地よさとあー良い映画だったなという感想、それだけ。
なんだか寂しい…。
いつ見ても大好きな『リトル・ダンサー』と同じように、手元に置いておきたい作品になりました。冷静にまた見てなにがそんなに泣けたのか…ちょっと冷静に観たいという気もある(笑)
#淪落の人
— そーこ (@mkrnsouko) 2020年2月1日
タイトル文字が『淪落人 Still Human』と現れた時、なぜか漢字圏に生まれて良かったと思った…。こんなにも優しい涙が溢れて止まらない映画にはなかなか出会えないと思う。綺麗事かもしれないけどとっても大切な映画になりました。#武蔵野館 にて… pic.twitter.com/54lCIWEiTs