旬感ブログ

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ミュージカル「四月は君の嘘」 2022年5月14日 18時開演

制作が発表された時からほんっとに楽しみにしていた作品。FNS歌謡祭でのパフォーマンスも爽やかで、印象に残っていたので、コロナ禍での中止はとても残念でした。様々な経緯を経て、こうして観劇することができてよかった。パンフレットにはPRODUCTION NOTEが掲載されており、それによると2016年から準備してきたことがわかる。新作を作ることはこんなにも大変なんだなと。どうか最後まで無事に全公演完走できますように。

 

それにしても歌う歌う歌う。予想の数倍は歌う場面があり、それはもう、もりだくさん。あの世界のワイルドホーンさんが作曲を担当していることもあり、曲がまた良くてね👍それらの曲を魅力的に見せるアンサンブルさんたちの迫力満点のパフォーマンスも素晴らしかった。このアンサンブルさんたちの熱量がそのまま若さ溢れる新作ミュージカルという印象につながってるのかな。

 

主人公の公生を演じた達成くんは歌もさらに上手になってる気がしたし、いつもどおり、セリフの発音がめちゃ聞き取りやすくて。そして、演技がうまいな~って。ご本人はスタイル良しのアスリートみたいな体型(めちゃ細いけど)なのに、なんだかちっちゃくて自信なさげで、もさっとしてて。まぁそれでもね、オペラグラスで覗くとあの美しい顔なので、そりゃぁかっこいいんだけどさ💦彼の作品を観劇すると、いつも自称:木村達成愛好家としての喜びを感じてしまう^^その上で、この公生というキャラクター、Wキャストの小関裕太さんはどう演じるんだろうと思ってしまうような、魅力的な役でした。

 

生ちゃん(生田絵梨花さん)はキラキラしてて、真ん中の似合うヒロイン。そして、この方を拝見するたびに、プロ意識のような気持ちの強さを感じる。その結果ますます好きになっちゃう。あとは、楽器経験者だなという匂いがぷんぷんして、そんなところもこの作品にぴったり。登場シーンから泣いているように見えたので、あれ?大丈夫かな??なんかあった??なんて勝手に心配していたら、しっかり演技でした(笑)あっぱれ。

 

唯月ふうかちゃんは思いが実らない役がほんとに似合うな~。後半の公生に気持ち届かない……みたいなシーン&歌、素敵だった。シンプルに話し声も歌声も美しくて、とても小柄な方なのに、そのパワーはどこから?って、毎回圧倒されちゃう。

 

そして今回1番のサプライズは寺西拓人さん👏拝見したことがなかったので、見てみたいなと思いこの日を選びました。(我ながらいい判断でした^^)

彼の演じた渡という役は青春の輝きそのものみたいな存在。あの甘酸っぱい存在感すごくない?物語の途中でうっかり、寺西パイセンとニケツしたい青春だったな、なんて、一瞬遠い目をしてしまった(笑)ダンスは当然ながら上手だし、ジャニーズ的遺伝子もしっかり感じたし、何より何より想像以上に歌がうまくて、声がいい👏そして、シンプルにかっこよかった^^よく舞台に出演しているイメージあるし、また観に行きたいな。

 

私自身楽器に触れながら大きくなったので、こういった音楽溢れる作品は大好き。楽曲も間違いなく素晴らしく、また、それを表現する演者の皆さんも素晴らしい。よいこと尽くめなのですが、音楽に溢れすぎていて、若干too much感を感じてしまった。歌が多いのは、多分、耳を幸せにするための大いなるサービス精神の結果だとは思うのだけど。なんだか耳が溺れてしまいそうで💦

 

芝居芝居芝居、ここぞの歌―――♪って感じでもよかったのかなぁって。それでも十分に記憶に残る楽曲のクオリティーだし。っていうか、たぶん、あれだ。役者さんの演技が良かったので、シンプルにもっとお芝居みたいな、という欲が残ってしまったのかも。

歌唱シーンの適量って難しいな~、ほんと。そういったお芝居を見てみたいという欲でいえば、広瀬すず山崎賢人という豪華コンビの映画版にも少し興味を持ちました(笑)

 

と、そんなことを考えて帰宅しつつも、舞台のエネルギーをたっぷり浴びたせいか、今もなお、余韻がすごくって。油断すると、wow~wow~♪ってSpeed of Sound~カラフルに輝きながら~を口ずさんでしまう^^

 

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